Naomi Otsuka

しっぽり

今日は一人 ほしいとしたいがないことが悲しいから お酒をのもう 最近はずっと怒っている 人も世界も君のことも知りすぎない方がいい 曖昧がちょうどいい 悲しくないと強がっていること 本物の友達が教えてくれた 涙があふれる

真実の君さえ 悪魔の力に負けている 私は負けない 負けてたまるか 君は優しい 嫌なあいつが一番悲しいと そんな君が愛しくて憎らしい

あまりにも桜の花がきれいに光っている 皮肉な春の朝 私は町を出た 善人にほえる犬たちにあきあきしてしまった 君の愛はここまでは届かなかった 私も人間だから太陽に負けた 明るい人になりたい

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